
Part1はもう克服できたかな!!
この記事は600点以上ですでにTOEICPart1はマスターした方向けの内容です。
どのような問題がでてきても打ち返せる能力とスキルが身についているかと思います。
つまり、Part1対策としてはもう十分実力がついているので大丈夫です。
と言いたいところですが、それでは意味がないのでより高みを目指すことを前提にポイントをお伝えしたいと思います。
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ふつサランの紹介
約10年前転職したことをきっかけに、気合いだけで仕事をする時代が終わると悟り資格の勉強に目覚める。簿記や中小企業診断士などを独学で取得し、グローバル人材になることを目指し英語の勉強にも力を入れる。TOEIC初回受験では370点だったが、継続した勉強により845点(リスニング445点、リーディング400点)まで向上した。
基礎から応用に進んでいきましょう。
TOEIC600点を超える頃には基礎力がついています。
次のステップとしては大学生レベルの英語力習得を目指しましょう。
12000語レベルの英単語まで覚える
TOEICスコア800点以上を狙うなら8000~10000語レベルを、900点以上を狙うなら12000語レベルを目指しましょう。
個人的にはキクタンシリーズをお勧めしています。なぜなら「チャンツ」という一定のリズムにのせて英単語を覚えることができるからです。
目で見て、音で聞くことで明らかに記憶に定着するスピードが変わってきます。
あとはこのレベルではTOEIC公式の単語帳も押さえておくと効率的に勉強ができます。
ここでは2冊を紹介します。
キクタンTOEIC Test800
キクタン800点をやりきると、TOEICで登場する85%以上の単語が理解できるようになっています。
一部わからない単語も前後の文脈から推測できるレベルです。
キクタンTOEIC Test990
ここまでくると、マニアックな単語がでてきます。
e-mailでもでてもないような単語もあるので、基本的にはネイティブですら普段使わない単語も含まれているといえます。
勝手なイメージですが、日本語の例でいくと「むなしく感じる(日常使い)」から「虚無感にかられる(文語的)」まで勉強する感じなのかと思います。少し硬い表現になりますし、普段の話し言葉ではあまり使いませんよね?
私もこの本を勉強していますが、あまり使うことがないのですぐに忘れてしまいます。
今は半分くらいを記憶している感じです。それでも900点は目指せるところにいるので、十分かなと思っています。
TOEIC公式ボキャブラリー
800点超えを目指すには完璧に仕上げておきたいですね。
文法は不安があるなら続けて勉強をする
まだ曖昧さが残るという場合は、引き続き文法も繰り返し勉強しましょう。
本による学習はキクタン文法がお勧めです。
シャドーイングによるリスニング力強化
シャドーイングは英語の音声を聞きながら、真似して発音する勉強法です。聞こえた文書の後を追って発音するのがポイントになります。
文書を聞き終わってから繰り返すことはリピートになります。
シャドーイングのすごいところは、リスニングと同時にスピーキングも鍛えられることです。
英語特有のリズムやイントネーションを体で覚えることになるので、自然と英語脳ができあがってきます。
シャドーイングの勉強法
1.英文を一度聞き流す
2.音に集中し、できる範囲で聞いた音をそのまま口から発音する(1~5回)
3.どうしてもわからなかった箇所はスクリプトを確認する
4.スクリプト全体を把握したうえで、再度繰り返し発音をする(1~5回)
5.録音した音を聞き、発音を正す
※声を出せないときは頭の中で発音しても効果はあります
ディクテーションによるリスニング力の強化
ディクテーションは流れた音声を、聞き取り、書き取っていく学習法です。

例えば ”Two women are shaking hands” が流れたら、ペンで紙に書くもしくは、パソコンでタイピングをして。実際に聞き取れた音を記録します。
このようなイメージです。
ディクテーションの勉強法
1.音声を集中して聞く(1~2回)
2.分かった箇所だけでよいので書き取る(1~2回)
3.わからない箇所に集中して聞き取る(1~2回)
4.書き取った文章をみて、文法的におかしな点はないか確認する
5.スクリプトを見て答え合わせ
6.スクリプトを見ながら音声を聞く
まとめ
TOEICリスニングPart1対策600点以上にお勧めの勉強法3選を紹介しました。
Part1を習得するという意味ではすでに完成しています。
なので、今回はより高得点を狙うための方法についてまとめています。
このシリーズ(Part1編)はこれにて終了となります。
Part2以降も参考にしてみてください。
ふつサラン
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