※2020年11月更新
TOEIC で850点までいくと映画も結構理解できて、それなりに話せるのでは?
どれくらい実力があるのだろう?レベル感的には上級レベル?
結論:英文は8割以上そのまま読める、映画は3-5割聞き取れるレベル、スピーキングは旅行では困らず何となく意思疎通は成り立つレベルです。
「あれ?思ったより・・」
そう思いましたね?
そうです、まだまだ中級レベルに入ったくらいのイメージです。
一般的なイメージと到達した時に感じるギャップがあります。
それでも僕が伝えたいことは、
それなりの実力があると証明できるし、転職や就活でも役に立つ、何よりも世界観が広がってきます。
間違いなく850点は目指した方が良いです!
この記事ではTOEIC850点のリアルな実力をふつサランの経験からお話します。
関連記事:他レベルの感触はこちらをご参考ください。400点,500点,600点,800点
ふつサランの紹介
約10年前転職したことをきっかけに、気合いだけで仕事をする時代が終わると悟り資格の勉強に目覚める。簿記や中小企業診断士などを独学で取得し、グローバル人材になることを目指し英語の勉強にも力を入れる。TOEIC初回受験では370点だったが、継続した勉強により850点(リスニング420点、リーディング430点)まで向上した。
ふつサランの点数変遷:370点(2014)→450点(2015)→515(2016)→645(2017)→810点(2018)→845(2019)→850(2020)
2020年9月受験結果発表
9カ月ぶりにTOEICを受験してきました。
その結果がこちらです。

850点でした!しかし、前回と比べると5点しか変わらずでした。

リーディングは30点伸びた半面、リスニングが25点下がるという事態でした。
900点の壁をこえるためにはさらなる努力と、勉強方法の工夫が必要だと実感しました。
※今回の結果詳細をみて感じたこと
コロナ禍で初のTOEICテストでしたが、なにやら異変が起きていました。
受験者数は会場の制限があり、従来の1/3程度に抑えられており、受験受付も1日で締め切られていました。
結果的に平均点が平時と比べて50点高くなっています。(これまで約580点、9月以降約630点)
ここから推測することは、これまでギリギリに申し込んでいた人、つまりそこまで “本気で受験勉強をしていない可能性がある受験者層” が少なくなったと考えられます。
その結果どうなるか?
以前よりも点数が上がりにくいかも!?(不確かな情報です)
となるわけです。
TOEICは統計的に処理されるから関係ないのでは?と思う方もいるでしょう。
私がなぜそう思ったか、理由はあります。
紙での結果をみると、項目全てで過去一番の正答率でした。にもかかわらず、前回よりも5点しか変わらなかったんですね。
しかもリスニングに関しては20点も点数が落ちていました。
当面の間はより精度を上げていかなければ、高得点が出にくいかもしれません。
あくまで個人の予想なので、ただの勘違い&言い訳かもしれませんのでご容赦ください。笑
TOEIC850点の実力レベルはどれくらい?
さて本題に入ります。TOEIC850点のレベル感はというと。
英検準一級の実力レベルです。
うーん、ちょっとピンときませんね。
英文はほとんど理解ができました。
今回はPart5以外ではわからない単語はなかったと思います。
リスニングも概ね聞き取れていた感触がありましたが、点数をみると正確には聞き取れていなかったといえますね。
第252回(2020年9月)の結果がこちらです。

今回は8ヶ月振りにTOEIC試験が開催されました。
会場も人数制限の上、行われたため32千人程度とかなり少ない受験者数となっています。
通常平均点は581点前後になります。
しかし今回の平均点は635.3点と50点も高い結果となりました。
理由は定かではありませんが、試験の受付が1日で締め切られたことを考えると、やる気のある実力者の受験割合が多かったのかもしれません。

850点をとるにはリスニング、リーディング共に最低400点は必要です。
今回の僕の場合だと、リスニングが420点で上位21.7%、リーディングが430点で上位7%くらいだと思われます。
リスニングの方が比較的高得点がでやすいといわれています。
僕自身もこれまではリスニングの点数が高かったのですが、今回初めてリーディングが上回りました。
振り返ってみると、前回の方が良く聞き取れていた気もします。
リスニングに割く勉強時間が少なかったかもしれません。
関連記事:【誰でもできる!】私がTOEICスコア850点を取った勉強法
テスト全般の感触(TOEIC850点)
ここからは僕が今回TOEICを受験した際の感触について紹介します。
テスト自体はかなり気持ちの余裕を持って挑むことができました。
時間も5分間余り、見直しをすることもできました。
過去の経験からすると、時間内にやりきることができれば、800点は間違いないといえます。
Part1.の実力(TOEIC850点)
Part1は余裕でした。
1問一瞬迷いましたが、大丈夫だったと思います。
ほぼ聞きなれたパターンなので、今回はこんな感じねとリラックスしていました。
Part2.の実力(TOEIC850点)
今回はここで失敗した気がします。
昔から苦手にしているパートになりますが、今回は難しかったと思います。
5問以上自信がなかったですね。
クエスチョンが正確に聞き取れないと、Part2は駄目ですね。
残念でした。
※10月に入って結果が郵送されてきました。
それをみると短文の正答率は90%を超えていたので、感触より聞き取れていたようです。
ホッとしました。
Part3.の実力(TOEIC850点)
全て選択肢の先読みをして、会話を聞き取ることができました。
先読みをする時間は過去一番余裕があったと実感していますが、一部誤って理解していたのだと思います。
3人登場人物がいたとしても、誰が話しているか想起できたので全く何を言っているのかが分からないということはありませんでした。
ストーリー全体としては理解できたと思います。
Part4.の実力(TOEIC850点)
Part4も引き続き気持ちの余裕がありましたね。
全て先読みで準備した上で、スピーカーの発言を聞いていました。
このパートは結構正答率高かったと思います。
体調管理も上手くいったのか、この時点では全然疲れを感じませんでした。
Part5.の実力(TOEIC850点)
今回はPart5の難易度が高かったですねー。
語彙を知らなければ歯が立たない問題が数問ありました。
1問確実に間違っているのが分かっていますが、おそらく3-5問くらい間違ったのではないかと思います。
Part6.の感触(TOEIC850点)
このパートは苦手としていましたが、今回はそこそこ自信がありました。
おそらく全問正解はないと思いますが、間違いを2問以内に抑えられたと思います。
一つ驚いたのが、ある問題で文頭から文書選択問題がでたことです。
通常だと、前後の文脈から選択する形が基本ですので、いつもと違う形式で間違えた方が多かったのではないかと思います。
Part7.の実力(TOEIC850点)
5分間残ったおかげで、迷った問題を訂正できたので5点は上乗せできました。
Part7に関しては今回は比較的易しかったように思います。
特に最後のダブルパッセージ、トリプルパッセージは表現は易しい単語を用いていたので、読み込むことができれば正解できたと思います。
そのためには、いかに余裕時間を持ってPart7に進めるかがカギとなりますね。
まとめ
TOEIC850点は周りからはかなり英語のできる人だと認識されるようになります。
日本で日常生活を行う上では、まず困ることがないレベルに到達してると実感しています。
ただし、ビジネスシーンでディスカッションを行ったり、電話対応、メール送信などをするには実力不足です。
残念ながらこればリアルな実力ですが、英語力の基礎ができているので、あとは経験値を上げるだけで飛躍的に伸びていく段階だと思っています。
一段階ずつ着実に能力を向上させていきましょう!
ふつサラン
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