TOEICのテスト受けるにあたって「今の自分の実力は何点くらいなんだろう?」「600点のレベル感ってどんなものだろう?」色々と気になると思います。
そこで、私の経験から点数別のリアルな感触をお伝えします。
※現時点では800点レベルまで紹介します。今後900点を超えたら追加で紹介予定です。
この記事ではTOEIC600点の実力とはどれほどのものか、についてまとめています。
関連記事:400点の感触はこちら500点の感触はこちら800点の感触はこちらです。
ふつサランの紹介
約10年前転職したことをきっかけに、気合いだけで仕事をする時代が終わると悟り資格の勉強に目覚める。簿記や中小企業診断士などを独学で取得し、グローバル人材になることを目指し英語の勉強にも力を入れる。TOEIC初回受験では370点だったが、継続した勉強により850点(リスニング420点、リーディング430点)まで向上した。
ふつサランの点数変遷:370点(2014)→450点(2015)→515(2016)→645(2017)→810点(2018)→845(2019)→850(2020)
TOEIC600点の実力はどれくらいあるの?
TOEIC600点は英検では2級の上位レベルだといわれています。
完璧ではないものの長文の読解も可能となりつつあるレベルです。リスニングもPart2などの短文は幅広く聞き取れるようになっています。
600点は上場企業(主に国内で事業を展開)でも求められる基準を上回ることになるので、履歴書でもアピールできる点数になってきます。
第247回(2020年1月)受験者数:111,093人 の結果を示します。
リスニング | リーディング | トータル | |
最高スコア | 495 | 495 | 990 |
最低スコア | 5 | 5 | 10 |
平均スコア | 320.6 | 260.6 | 581.2 |
平均は581.2点なので、600点は平均を上回る位置にあることがわかります。

グラフでみると中級レベルに位置しているといえます。
600点を超えてくると500点台とは一段階ステージが変わります。海外旅行でも簡単な意思疎通ができてくる頃です。
また周囲の人からも「あの人は英語ができるらしいよ」と言われることがでてきます。
自信を持ち始める一方で、これは本人にしかわからないのですが、600点レベルでは想像していたよりもできない、もっと上達したいと思い始める時期でもあります。
ちなみに「実際TOEIC600点なんて大したことないよ」というと反感を買うので控えておきましょう。
テスト全般の感触(TOEIC600点)

ではここからふつサランが実際に感じた600点のリアルな感触をお伝えします。
まずそれまでの受験と比べて、より冷静に、そして自分への期待感を持って試験に挑むことができました。
4回目の受験ということもあり、オンとオフのバランスを取りつつテストに向かいました。
各パートのディレクション(指示)は何度も聞いていましたし、どんな内容かはわかっていたので、休憩に使いました。
中にはまだまだ、正確に意味を掴めない問題もありましたが、時間さえあればもう少し解けるのにと思いました。
最終的にPart7は15問ほど(トリプルパッセージ問題)解くことができず、最後の1分で駆け込みの塗り絵を行いました。
Part1.の感触(TOEIC600点)
600点まで来るとPart1は全て理解できるようになっていました。
凡ミスさえなければ、まず落とすことはないと自信を持つことができました。
単語もキクタンのアドバンスト(6000語レベル)まで学習が進んでいたので、高校レベルは到達できたかなと思います。
キクタンはTOEIC対策にお勧めの単語帳です。基本的にこれを中心に勉強しています。
Part2.の感触(TOEIC600点)
相変わらずこのパートが苦手でした。
序盤は良いのですが、途中で一瞬気が抜けたときに聞き逃してしまうんですよね。
18問(全25問)くらいは聞き取れたかなと思いましたが、2択で迷うことあり結局自信を持てなく終了しました。
試験結果をみても20問合っていたかどうかだったと思います。
本格的にどうすればこれを乗り越えられるのか、もうこれ以上は伸びないのか結構悩みました。
これだとまた600点に届かないのではないかと、試験中でしたが少し落ち込みました。
Part3.の感触(TOEIC600点)
長文の方が聞きやすいなと感じました。
当然全てを聞き取れる訳ではないのですが、ハッキリと理解できる問題も出てきたころです。
ただ3人の聞き分けはまだできませんでした。
もう一歩という感覚でした。
パート2での落ち込みを忘れ、もしかしたら600点は超えられるかなと思い始めました。
Part4.の感触(TOEIC600点)
比較的長文の聞き取りに慣れてきたので、苦痛は感じていません。
どちらかというと集中力との闘いでした。600点はまだ完璧に聞き取るには程遠いレベルなので、かなりの集中力を使います。
結果脳が疲れて、聞き逃してしまうことが発生します。
それでも感触的には結構聞き取れたんじゃないかと思いました。
Part5.の感触(TOEIC600点)
20問くらいはできたかなという感じです。(全30問)
文法も結構勉強していたので、高校レベルまでは分かるだろうと思っていました。
この頃は空欄前後の文脈から答えを探していたので、文意を掴まずに間違えた問題もあったと思います。
時間は結局20分近く使ってしまいました。
分かる問題が増えてきたものの、細かな文法や語彙を知らずペンが止まったことが幾度もあったため、もしかしたらこのままの勉強法ではダメなんじゃないかと疑問を持ち始めました。
※600点レベルの方はおおよそ15~20問くらいの正答率ではないかと思います。
Part6.の感触(TOEIC600点)
見た目の楽さから、取り組みやすかったです。
ただいざ解き始めると、タダの穴埋め問題ではないことに気づき四苦八苦しました。
ここでも結局15分は使ったと思います。
30分以内にここまで終わらせたかったのですが、今回も最後まで解くのは無理だろうなと諦めました。
Part7.の感触(TOEIC600点)
最後は15問残しの塗り絵となりました。
シングルパッセージは60-70%くらい理解できるようになっていましたが、ダブルパッセージ以降はきつかったです。
結局長文を読むことに慣れていないので、複数の文書があると読む気にならなかったです。
全て読むとものすごい時間がかかるので、スキャニング(重要な箇所の拾い読み)をすることで答えを探していました。
後からスタサプで勉強するようになって分かったのですが、今のTOEICは難易度が上がっているので全文を理解しないとなかなか当てるのが難しくなっているようです。
でもこの時点ではそれすら気づいていなかったので、継続して勉強するしかないかと考えていました。
オンライン英会話の「レアジョブ」は途中休止した期間もありましたが、継続して行っており、あとは単語をひたすら覚える毎日でした。
公式問題集を直前にやったことで点数に繋がった感触がありました。
公式問題集を買うなら、最新版から購入することをお勧めします。年々試験は難化しているようなので、公式問題集で傾向が分かります。完璧にできるようにしておきたいですね。私は公式問題集5、6を中心に次回のテスト対策をしています。
まとめ
600点レベルまでくると結構落ち着いてテストを受けることができます。
まだこのレベルだと、100点以上のアップも短期間で実現可能なので、成長の楽しさを感じます。
少しづつではありますが、英語を英語で理解する(日本語変換が必要ない)ことができはじめました。
ただ結果を見て(当時645点)この先点数を伸ばすには勉強法を工夫しないと変わらないと思い始めました。
次の目標の800点超えを実現させたのが「スタサプ」でした。
スタサプTOEICは東進ハイスクール出身の関先生がリクルートと開発したアプリです。
スマホでもタブレットからも隙間時間で勉強が可能でした。
個人的には関先生の動画解説(3分位)とリスニング強化のディクテーションが手軽にできることが大きかったです。詳細は別途記事で特集しますが、半年感のこれでしか勉強せず645点→810点まで一気に上げることができました。
ちなみに今でもTOEICを受験する2か月前から契約を再開し、勉強しています。
詳しくは下の記事をご連絡ださい。
ふつサラン
コメント
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