TOEICのPart1は高得点を目指す上では落とすことのできないパートです。
一定の英語力を身に付けると比較的解きやすい問題となっています。
それでも現在の実力によっては難しく感じる方も多いと思います。

何を言っているのかほとんど聞き取れなかった・・・

少し聞き取れるようになったけど、4つの選択肢全ては聞き取れない・・・

結構聞き取りはできるようになった。あと一歩だと思う。

Part1は難なく解くことができるようになった!
今のレベルによって取り組むべき内容(勉強法)は変わってきます。
何をすればよいのか?それぞれのレベルに応じた勉強法3選を紹介していきます!
ふつサランの紹介
約10年前転職したことをきっかけに、気合いだけで仕事をする時代が終わると悟り資格の勉強に目覚める。簿記や中小企業診断士などを独学で取得し、グローバル人材になることを目指し英語の勉強にも力を入れる。TOEIC初回受験では370点だったが、継続した勉強により845点(リスニング445点、リーディング400点)まで向上した。
TOEIC Part1のおさらい
今回初めて受験する方もいると思うので、最初にPart1ではどのようなことが問われるのか説明します。
TOEICのPart1はリスニングの描写問題となります。
全6問で構成させており、問題用紙に写真が印刷されています。
それぞれの写真に対して4つの文書が流れるので、一番適切な文書をマークシートに記入します。
例えばこんな感じです。

- A) A man is holding her hand.(男は彼女の手を繋いでいる)
- B) A man is walking a dog.(男は犬の散歩をしている)
- C) A dog is sitting on the floor(犬は床の上に座っている)
- D) A woman is jogging around a park.(女性は公園をジョギングしている)
どうでしょうか?答えはBですね。英文をみたり、日本語で聞いたりすればとても簡単ですよね。
でも英語耳ができていないと、最初の単語だけ聞こえて後はサッパリということはよくあります。
全く不自由なく聞き取るにはカタカナ英語ではなく本当の英語の音に慣れる必要があります。
合計スコア0点~400点の方にお勧め勉強法3選!
このレベルでは英語の勉強を始めたばかりの方や、仕事上TOEICのスコアが必要となり、久しぶりに勉強を再開した方が多いゾーンになります。
TOEICスコア0~400点となると、リスニングは0~250点レベルにいるされています。
まずは何よりも基礎からやり直す段階です。
イメージとしては中学レベルから復習しなおすと、結果的には効率的な勉強に繋がります。
【ポイント】
①単語・文法の基礎から勉強を始める
②アルファベットの本当の音を知る
③練習問題を繰り返し解く
合計スコア400点~500点の方にお勧め勉強法3選!
400点~500点レベルはTOEICを一度受験し本格的に勉強を始めた方や、元々英語が得意で久しぶりに勉強を再開した方が多いゾーンになります。
TOEICスコア400点~500点レベルでは、リスニングの点数は200点~300点に概ね収まります。
まだまだ全問正解はできないことも多く、基礎力も不安定な時期です。
中学生から高校生レベルの基礎を押さえていきましょう。
【ポイント】
①単語・文法の基礎固めを徹底する
②アルファベットの本当の音を知る
③練習問題を繰り返し解く
合計スコア500点~600点の方にお勧め勉強法3選!
500点~600点レベルになると概ねPart1については苦手意識がなくなっている頃かと思います。
それでも全6問中1問を間違えてしまうこともあり、全てのセンテンスを完璧に聞き取ることができないこともあります。
本当にあと一歩ですね。
細かな発音の規則をおさえることで、飛躍的にリスニング力が向上します。
【ポイント】
①単語力を6000語レベル(大学受験レベル)まで持っていく
②英語の音の変化を知る
③やっぱり練習問題を繰り返し解く
合計スコア600点以上の方にお勧め勉強法3選!
TOEICスコアが600点を超えていると、Part1については6問全問正解も難なくできるでしょう。
全てのセンテンスを聞き取ることができなくても、推測で成功を導き出すことができます。
この先はより高いスコアを目指す方向けの内容となっています。
【ポイント】
①基礎から応用に進む
②シャドーイングによるリスニング力強化
③ディクテーションによるリスニング力強化
まとめ
TOEICを受けるにあたってPart1は落とすわけにはいかないパートです。
今いるレベルに合わせて必要な勉強を行い、地道に英語力を鍛えていきましょう!
ふつサラン
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